CO2レーザー治療
当院ではCO2フラクショナルレーザー機器によるレーザー治療を行っております。
炭酸ガスレーザーは、波長10600nmの遠赤外線で、水分に高い吸収を示します。細胞内の水と反応して熱エネルギーが発生し、蒸散、蒸発により浅く削ることや、切開することができます。電気メスより熱による障害が少なく、金属メスより出血も少なく創傷治癒が早いのが特徴です。
🟢子宮頸部レーザー蒸散術
円錐切除術に比べて出血が少なく、その後の妊娠への影響が少ないです。腟からの手術なのでお腹にキズは残りません。
一方で円錐切除術に比べ、病変の再発率がやや高いことが知られています。術後は、まず6週間で再度細胞診のフォローを行う必要があります。当院での治療対象は以下の方となります。
・ハイリスク型HPV陽性の子宮頸部中等度異形成(CIN2)
・遷延する(なかなか軽快しない)子宮頸部中等度異形成(CIN2)
・遷延する(なかなか軽快しない)ハイリスク型HPV陽性の子宮頸部軽度異形成(CIN1)
🟢尖圭コンジローマ切除術
外用薬の効果が乏しい場合、いぼが大きい場合、再発を繰り返す場合など治療経過をみながらレーザー治療を検討します。
短時間で外来手術が可能であること、ダメージが少なく治癒までがスムーズで完治率が高い。外用薬を続けたり、長い治療期間の必要な液体窒素での治療を比べると、メリットがあると言えます。ただし、病変の大きさや広がり具合によっては、1回のレーザー治療では不十分であり、数回の手術が必要になることがあります。
🟢バルトリン腺開窓術
痛みが強い時期には抗生物質などの内服で経過観察をします。バルトリン腺の膿が溜まっている部分が、3cm以上の時が治療に適しているため経過をみてレーザー治療を検討します。外陰部は血流が豊富で出血しやすい箇所ですが、CO2レーザーは止血効果に優れているため出血量は少なく、短時間で済むメリットがあります。
🟢処女膜切開術
生まれつき処女膜が厚く、硬く、伸縮性が低いため性行為の際に破れたり伸びたりせず、強烈な痛みや出血を伴う状態(処女膜強靭症)や、性交時に激しい痛みを伴い膣への挿入が困難な場合、内診で確認させていただきレーザー治療を検討します。
| 内容 | 金額(保険) |
| 子宮頸部レーザー蒸散術 | 11,000円程度 |
| 尖圭コンジローマ切除術 | 4,500円程度 |
| バルトリン腺開窓術 | 3,500円程度 |
| 処女膜切開術 |
3,000円程度/7,000円程度 (患者様の状況により術式が異なります) |
※金額目安は手術当日3割負担の方の場合です。
上記のほか処方箋料や薬代、病理検査料が発生することがあります。
事前の診察検査代、術後診察代は含まれておりません。
まずはご相談にご受診ください。他院の検査結果をお持ちの方はご来院の際にご持参いただき受付時にお渡しください。
